お知らせ(8.2 更新! NEW!)
開館3周年を迎え、ガーデンリニューアルとともに、記念企画展「いきものたちの絵本」と4日間限定のお得なフェアを開催します。

4月22日、響き館は開館3周年を迎えます。信州で出会った絵本美術館をコンセプトに、「大人が心静かに絵本を手楽しめる空間」をとして、企画展のテーマに沿って国内外の素晴らしい作品を紹介してまいりました。また皆様に、絵本の世界をより身近に楽しんでいただけるよう、朗読や音楽のイベントも多く開催してまいりました。これまでお越しくださった皆様に、心から感謝申し上げます。まだまだ力不足ではございますが、これからも開館当初の想いを大切に頑張って参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、開館3周年を記念して、建物正面に、新たに小さなデザインガーデンが誕生いたします。信州の絵本美術館をイメージして、ガーデンデザイナーの はまもとのりこ氏がデザインしてくださいました。また新しい企画展は、新しいガーデンとともに、これからますます輝きをましてくる新緑の季節にあわせて、19日(金)より、「いきものたちの絵本」を開催、絵本の世界で活躍する実に様々な生き物たちの姿にスポットを当てます。今回のおすすめの一冊は、ドイツの人気絵本作家、ヘルメ・ハイネのデビュー作、「ぞうのさんすう」(あすなろ書房、館内にて販売中)。一頭のゾウの成長を、シンプルなモノクロのデザイン画で描き出した絵本で、タイトルからは予測できないサプライズに満ちた展開の、実に深く壮大な物語です。
尚、19日(金)~22日(月)の4日間は、お得なブックフェア。館内在庫絵本(「絵本便」は除く)をご購入の方に限り、デザートセット(お好きなソフトドリンク+半熟チーズケーキまたは焼き菓子のセット)をALL 650円にてご提供させていただきます。(他の割引きサービスとの併用はできません。)
春のさわやかな陽気が心地よい季節。どうか、響き館で上質な絵本とともに、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。皆様のお越しをお待ちしております。
※15日(月)~18日(木)はガーデン工事のため休館となります。天候等によって、工期が延びることもありますので、トップページの情報にご注意ください。
京都タウン情報誌「go baaan(ゴ・バーン)」に掲載されました。

京都のグルメ、ファッション、カルチャーなどを満載した、フリーのタウン情報誌 go baaan(ゴ・バーン)116号に掲載していただきました。今回の巻頭特集は「ストーリーを歩く」。「小説を歩く」、「映画、能の世界を歩く」、「本が読めるカフェ」、「町の古本屋さん」、「こだわり文房具」など、物語に思いを馳せて歩く、京の街の魅力がぎっしり詰まった特集となっています。桜も満開となり、まもなく訪れる新緑の季節。これからの京都は、まさに観光シーズンに入ってゆきます。美しい自然はもちろん、この特集を片手に、本やアートなど、文化の薫る京都の街を散策してみてはいかがでしょうか。
情報誌 go baaan(ゴバーン)のホームページ: http://www.go-baaan.com/index.php
※ゴバーンは、市内各所にて、無料配布されています。
桜のコンサート「ライアー演奏と古都の桜を語るひととき~京都 桜の縁し」盛況にて終了いたしました。

3月31日(日)、桜のコンサート「ライアー演奏と古都の桜を語るひととき~京都 桜の縁し」が開催されました。当日は曇り空ではありましたが、京都の桜は、まさにこれから満開という絶好のタイミングで、美しい音楽と、古都の桜についてのお話を味わえる、貴重なひとときとなりました。出演は、響き館では2年ぶり2度目の来演となる、ライアー奏者で、詩人、小説家の浅山泰美さん。今回も、日本やアイルランドの民謡から、即興的なオリジナル曲まで、ライアーの繊細で、深く優しい音色をたっぷり聴かせてくださいました。今回弾かれたアルトライアーは、この美しい楽器の生みの親でもあるゲルトナーの晩年の作という貴重なもの。ピアノやヴァイオリンといった楽器とは異なり、傍で優しく語りかけてくれるようなこの楽器の音の奥深さを、一段と感じることができました。また今回は、京都生まれ、京都育ちの浅山さんが、長年撮りためてきたモノクロ写真による、古都の昔の風景も大きな見どころでした。エッセイ集、「京都 桜の縁し」「京都 銀月アパートの桜」でも紹介されているとっておきのエピソードとともに、もう今では見ることのできなくなってしまった建物や風景なども見ることができ、本当に貴重な時間となりました。参加者の中には、紹介された写真の風景を実際にご存知で、本当に懐かしい風景との再会だった方もおられたようです。今回、美しい演奏とともにこうした貴重な時間をつくってくださった浅山泰美さん、また温かい雰囲気で、この静かなひとときに熱心に耳を傾けてくださった皆様、本当に有難うございました。まだしばらくは、桜の見ごろが続きそうな京都。またひとつ散策の楽しみが増えそうです。
ドキュメンタリー映画「100万回生きたねこ」が明日から公開されます。

明日23日より、京都シネマ(四条烏丸)にて、ドキュメンタリー映画「100万回生きたねこ」がいよいよ公開されます。1977年の出版以来、35年にわたって多くの人々に読み継がれてきた名作絵本。読み返すたびに新たな発見があり、また読む人の年齢や立場によっても、様々な感じ方のできる作品。「生と死」という深いテーマに向き合ったこの絵本は、まさに「大人向き絵本」の先駆者だったのかもしれません。作者の佐野洋子さんは、2010年11月、惜しまれつつもガンでこの世を去りました。今回の映画は、余命僅かと宣告されていた佐野さんの生前の肉声(佐野さんは音声のみの出演を希望されました)と、この1冊の絵本でつながった、それぞれの読者の人生を深く見つめた、上質のドキュメンタリーとなっています。映画を通して、大人になった今、改めて「絵本」というものを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
京都シネマ(四条)と響き館(国際会館)は、地下鉄でわずか15分です。この機会に、映画とあわせて、当館をお楽しみいただければ幸いです。ご遠方から京都へお越しの方は、「おでかけ京都キャンペーン」もどうぞご覧ください。
映画「100万回生きたねこ」公式ホームページ http://www.100neko.jp/
「京都シネマ」ホームページ(上映時間等、ご確認ください) http://www.kyotocinema.jp/
桜のコンサート「ライアー演奏と古都の桜を語るひととき~京都・桜の縁し~」を開催します。

3月31日(日)、響き館では、満開の桜の時期にぴったりなコンサートを開催することになりました。出演は、ライアー奏者で、詩人、小説家の浅山泰美さん。ライアーは、ギリシャ神話の竪琴をルーツに、ドイツで生まれた美しい楽器。今回はその深く優しい音色とともに、著書「京都・桜の縁し」「京都 銀月アパートの桜」から、浅山さん自身が長年撮りためてきた貴重なモノクロ写真を通して、古都の桜と、街の風景の今昔を語ります。ライアーの心地よい調べに耳を傾けながら、今まで知らなかった京都に出会えます。また、公演終了後恒例のティータイムでは、館内の絵本をゆったりお楽しみいただけます。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
※只今、先着順にて、ご予約を受付中です。公演詳細とご予約方法は、メニューの「イベント」をご覧ください。