お知らせ(12.4 更新! NEW!)

【お待たせしました! 11月10日(金)~12月18日(月)】 秋冬の特別開館「たびする木馬」牡丹靖佳 絵本原画展を開催します!

「どんな場所でも、どんな時も。けんめいに前を向いて走った木馬の、長い長い物語」・・・お待たせいたしました!2023年、秋冬の特別開館は、「たびする木馬」(牡丹靖佳/作 アリス館)絵本原画展を開催いたします!

大切な人との出会いと別れを繰り返しながら、長い時の流れの中を走り続けた、メリーゴーラウンドの木馬「ブラン」の物語。ブランの姿が常に中央に描かれ、背景のみが変化していくという、ユニークな「定点観測絵本」としても話題の作品。「おうさまのおひっこし」(福音館書店)などでも知られる牡丹靖佳さんの絵は、本作でも極上の美しさ。シンメトリーを活かした装飾的な様式美に、淡く美しい色彩の妙は、牡丹さんの作品ならではです。

会期は11月10日(金)~12月18日(月)。来館予約制となります。会期中は、限定サイン本の販売の他、ご好評いただいている朗読家・馬場精子さんの朗読と音楽によるプロモーション映像上映、愛らしい木馬のフィギュア「リアル・ブラン」も登場予定です!

紅葉のベストシーズンでもある、秋の京都で、皆様とお会いできるのを楽しみにしています!

 

【秋冬の特別開館 開催概要】 

開催日:11月10日(金)~12月18日(月) 

休館日:火曜・水曜

開館時間:13時~18時(入館・ラストオーダー:17時まで) 

入館料:700円(税込み 1ドリンクつき ※美味しいスイーツも追加でご用意)

 

※展覧会の詳細→ https://hibikikan.com/free/exhibition-2023-b 

※来館予約はこちらから(事前予約制/遅くとも前日までにお願いします)

https://hibikikan.com/reservation/event/ 

秋の Special 4 Days   「朗読映像とブックトークでめぐる 絵本のたび」、たくさんのご参加有難うございました!

「私はあのランプを、会ったことのないあなたのために作ったのです。どこかの誰かが、きっと気に入ってくれると信じて、一生懸命作ったのです。」(『ゴールディーのお人形』 M.B.ゴフスタイン/作 末盛千枝子/訳 現代企画室 より) 

「朗読映像とブックトークでめぐる 絵本のたび」(同時開催「橋の上で」絵本パネル展)、4日間の日程がすべて無事に終了しました! 

当館の原点でもあり、心のふるさととも言える安曇野(安曇野絵本館)、清里(えほんミュージアム清里)との出会いに始まり、朗読との出会いから、絵と言葉と音楽の総合芸術を目指すようになった経緯、自然と絵の力、悲しみと癒し、そして人生の機微を映し出す絵本・・・今の自分に伝えられることはすべて、精一杯お話させていただきました。この13年間に出会った素晴らしい絵本を朗読映像(朗読:星野祐美子さん、福山ひでみさん、馬場精子さん)とともに振り返る旅は、響き館が歩んできた道のりそのものでもありました。 

いつも心の拠り所となってくれた、冒頭でご紹介した「ゴールディーのお人形」の言葉。そして、10周年の節目にご紹介した「森かげの家」(絶版 マーティン・ウォデル/作 アンジェラ・バレット/絵 PARCO出版局)は、えほんミュージアム清里で購入した複製画(ジークレー版画)とともに、私の宝物です。 

秋のイベントと銘打ちながら、連日(特に前半2日間)真夏のような暑さの中をご来場いただき、長時間、最後まで熱心に耳を傾けてくださったお客様には感謝の言葉しかありません。改めて本当に有難うございました! 

まもなく9月も終わり。11月から予定している秋冬の特別開館(改めてお知らせいたします!)に向けて、これからまた一歩踏み出そうと思います。まだ会ったことのないお客さま、これから出会うであろう素晴らしい絵本のために・・・そしてもちろんこれまでに出会った素晴らしいお客様と絵本のために。「このことをずっとおぼえていたいって、そんな日がきっとあなたをまっている」(「海のアトリエ」堀川理万子 偕成社より)と信じて。

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