お知らせ(12.4 更新! NEW!)
ドキュメンタリー映画「100万回生きたねこ」が明日から公開されます。
明日23日より、京都シネマ(四条烏丸)にて、ドキュメンタリー映画「100万回生きたねこ」がいよいよ公開されます。1977年の出版以来、35年にわたって多くの人々に読み継がれてきた名作絵本。読み返すたびに新たな発見があり、また読む人の年齢や立場によっても、様々な感じ方のできる作品。「生と死」という深いテーマに向き合ったこの絵本は、まさに「大人向き絵本」の先駆者だったのかもしれません。作者の佐野洋子さんは、2010年11月、惜しまれつつもガンでこの世を去りました。今回の映画は、余命僅かと宣告されていた佐野さんの生前の肉声(佐野さんは音声のみの出演を希望されました)と、この1冊の絵本でつながった、それぞれの読者の人生を深く見つめた、上質のドキュメンタリーとなっています。映画を通して、大人になった今、改めて「絵本」というものを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
京都シネマ(四条)と響き館(国際会館)は、地下鉄でわずか15分です。この機会に、映画とあわせて、当館をお楽しみいただければ幸いです。ご遠方から京都へお越しの方は、「おでかけ京都キャンペーン」もどうぞご覧ください。
映画「100万回生きたねこ」公式ホームページ http://www.100neko.jp/
「京都シネマ」ホームページ(上映時間等、ご確認ください) http://www.kyotocinema.jp/
桜のコンサート「ライアー演奏と古都の桜を語るひととき~京都・桜の縁し~」を開催します。
3月31日(日)、響き館では、満開の桜の時期にぴったりなコンサートを開催することになりました。出演は、ライアー奏者で、詩人、小説家の浅山泰美さん。ライアーは、ギリシャ神話の竪琴をルーツに、ドイツで生まれた美しい楽器。今回はその深く優しい音色とともに、著書「京都・桜の縁し」「京都 銀月アパートの桜」から、浅山さん自身が長年撮りためてきた貴重なモノクロ写真を通して、古都の桜と、街の風景の今昔を語ります。ライアーの心地よい調べに耳を傾けながら、今まで知らなかった京都に出会えます。また、公演終了後恒例のティータイムでは、館内の絵本をゆったりお楽しみいただけます。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
※只今、先着順にて、ご予約を受付中です。公演詳細とご予約方法は、メニューの「イベント」をご覧ください。