お知らせ(11.1 更新! NEW!)

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今年も残すところあと僅か、響き館では企画展に加えて、クリスマス絵本のコーナーが登場、この季節にピッタリの、温かくロマンチックな絵本が並びます。中身はもちろんですが、それぞれの絵本の表紙の美しさも、クリスマス絵本ならでは。ささやかながら、ミニガーデンのイルミネーションの点灯も始まりました。2018年のフィナーレとなる12月22日(土)~24日(月・振替休日)の3日間は、毎年恒例となりました「クリスマスキャンドルと絵本の夕べ」を開催します。ゆれるキャンドルの灯りと、上質の絵本と音楽に囲まれて、素敵な時間をお過ごしください。響き館ならではの特典も、たくさんご用意してお待ちしております。

 

<キャンドルと絵本の夕べ-期間中特典->

 

1)16時頃~各テーブルのキャンドルに点火、ガーデンのイルミネーションも点灯します。Jazzのゆったり流れる店内で、大人限定の絵本カフェならではの演出をお楽しみください。

2)店主によるクリスマス絵本の紹介や、クリスマスにぴったりなジャズピアノの自動演奏をお楽しみいただきます。(17時すぎ頃~を予定。お客様の出入り状況により、時間は前後いたしますのでご了承ください。)

 

3)ロンネフェルトのクリスマスティーと、クリスマス限定デザートプレートが登場します。

 

☆ドイツ・ロンネフェルト社のクリスマスティー「グリューワインティー」と「ウィンタードリーム」が初登場。「グリューワインティー」はドイツの冬の風物詩ホットワインをイメージした、フルーツたっぷりのハーブティー。また「ウィンタードリーム」は、くせのないルイボスティーにシナモン、オレンジピールなどをブレンド。こちらも冬にピッタリの味わいです。いずれも数量限定で、なくなり次第終了となりますので、是非お早めにご賞味ください。

 

☆クリスマス期間限定の特別デザートプレートが登場。美味しいフルーツ入りの完全無添加チーズケーキに、7種類のスパイスを効かせた、ドイツのクリスマス菓子「シュトーレン」の盛り合わせです。いずれも素材と製法にこだわりぬいた逸品です。各日、数量限定となります。

 

4)絵本をご購入のお客様は、冊数にかかわらず、入館基本料(1ドリンク代)を100円OFFといたします。(店頭在庫のある絵本に限ります。)クリスマスの贈り物にも是非ご利用ください。

 

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12月15日(土)、今年を締めくくるのに相応しい朗読会を開催することになりました。2014年以来、朗読家の馬場精子さんをお迎えしてお届けしてきた「朗読と音楽で綴る~文学と絵本散歩~」。6回目となる今回は、開催中の企画展「M.B.ゴフスタイン~人と仕事~」に合わせ、ゴフスタインが残した珠玉の絵本「ゴールディーのお人形」と「おばあちゃんのはこぶね」をお届けします。

 

 「ゴールディーのお人形」は小さな手作りの木の人形を、一生懸命彫り続ける職人の女の子ゴールディーが、孤独や悲しみを抱えつつも、ある素晴らしい出会いを通して、自分の仕事のかけがいのない意味と幸せを見出していく物語。「自分が信じるすばらしい何かのために黙々と働く人の美しさと尊さ」(ゴフスタイン)を描いた代表作です。また「おばあちゃんのはこぶね」では、90年前、幼い頃に父が作ってくれたノアの方舟を通して、おばあちゃんの人生が温かく描き出されます。作者自身の人となりや生涯とも重なるようなこの絵本は、人生の一コマ一コマの輝きを映し出し、まさに年を重ねた大人が、自分のためにずっと大切にしたい一冊です。

 

 シンプルな絵と言葉で、大人の心の琴線に触れる絵本を残したゴフスタイン。響き館としても開館以来ずっと大切にしてきた作品を取り上げる、満を持してのプログラムです。言葉と絵と音楽の美しいコラボレーションで味わう「芸術としての朗読」---温かく、豊かで贅沢なひとときを、どうぞご堪能ください。

 

  尚、公演後恒例のティータイムでは、美味しいロンネフェルト紅茶を味わいながら、ゴフスタインの絵本はもちろん、同時開催の企画展示「冬に味わう美しい絵本」をゆっくりお楽しみいただけます。皆様のご参加を楽しみにお待ちいたしております。

 

※ご予約は、12月1日(土)正午~先着順で受け付けます。ご予約方法など、詳細は「イベント」ページをご覧ください。

 

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11月17日(土)開催の「大人が楽しむ絵本時間」に、講師の更家なおこさん(NSプロジェクト代表)とともにお招きする絵本作家・イラストレーターのにきまゆさんの絵本原画展を開催することになりました。期間は、イベント当日を含む、11月2日(金)~26日(月)までです。にきさんは、更家さんとともに、3.11以来、絵本を通した被災地の心の支援に取り組まれ、セラピー絵本「道しるべ」(白馬出版)の制作にも携わりました。今回の原画展では、スケールの大きな、その「道しるべ」の最終場面の原画をはじめ、その美しい作品の数々をご覧いただけます。にきさんは、特に動植物の絵を得意とされ、その温かみのある、優しい色合いと筆致の絵には定評があります。紅葉深まる秋の季節、どうぞ原画に囲まれる幸せな時間を過ごしにお越しください。

 

[にきまゆ・プロフィール]

大阪府茨木市在住。主に子ども向けのイラストを中心に活動中。

絵本に『パンやのコナコナ』(ブロンズ新社)、『100えんのにじ』(フレーベル館)、児童書に『こぎつねいちねんせい』(あかね書房)などがある。
東日本大震災後、専門学校時代の恩師と共に「絵本でつなぐプロジェクト」の一員として、絵本を送る活動や心のケアのための絵本「道しるべ」の制作に携わる。

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 絵本「道しるべ」より最終場面 (更家なおこ/にきまゆ 白馬出版 2014)
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 古都の秋も深まる頃、11月17日(土)に、大人のための絵本ワークショップを開催することになりました。

 絵本は、人生のあらゆるシーンを見事に切り取り、あたたかい物語と絵で、私たちに語りかけてきます。今回は、そんな絵本の魅力をいつもと違う視点で味わっていただける絵本ワーク企画です。絵本を読み語り、思いを共有したり、シンプルな絵本ワークでほっこりあたたかなひとときをお楽しみください。 

 講師は、3.11から現在も継続して被災地に絵本を届け、現地でこころの復興支援をされている更家なおこさん。専門学校で絵本作家を10年養成してきた経験を活かし、全国に絵本教室を展開、「絵本1冊で、大人が安心して気持ちが話せる居場場」を作るために、各地で絵本イベントを開催し、絵本の場づくりを広めています。 

 また今回は、共著の絵本「道しるべ」でこころにしみ入る絵を描かれた、絵本作家にきまゆさんもお招きし、その原画もご覧いただけます。めったに出来ない、絵本作家さんとの語らいコーナーもお楽しみいただきながら、絵本の可能性を感じてもらえればと思います。皆様のご参加をお待ちしております。 

 

※にきまゆさんの絵本原画展は11/2(金)~26(月) 開催予定です。

※ご予約は、11月3日(土・祝)正午~受付開始(先着順)です。ご予約方法など詳細は、「イベント」ページをご覧ください。

 

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10月13日(土)より開催の秋冬の企画展は、昨年惜しまれつつ亡くなったアメリカの絵本作家、M. B. ゴフスタイン(1940-2017)の追悼特別企画展です。昨年12月20日、多くの人々に愛されたゴフスタインがその生涯を閉じました。その日は彼女の77歳の誕生日でした。多くがシンプルな絵と文体で綴られた彼女の絵本は、どれも味わい深いものばかりで、人生の一コマ一コマの輝き、仕事をする人々の尊さを見事に映し出しました。作品の多くは数十年前に書かれたものですが、今日「大人にとっての絵本の意味」を考える際に、なくてはならない存在です。本企画展では、ゴフスタインの業績を偲び、その生涯と作品を、貴重な資料パネルや、朗読映像などを通して紹介いたします。現在国内で販売されている絵本はもちろん、今は入手困難な貴重な作品も併せて展示いたします。同時開催の「秋に読みたい美しい絵本」では、落ち着いた季節に相応しく、ひと際美しい絵と言葉に溢れた作品を味わっていただきます。読書と芸術の秋--大人向きの絵本で、豊かな時間と空間を堪能してみませんか。

 

<会期中特典>

1)ゴフスタインの人柄と生涯を紹介する、写真やセルフポートレイトなど、貴重な資料パネルを展示いたします。

2)追悼企画として復刊された「おばあちゃんのはこぶね」(谷川俊太郎/訳 2018 現代企画室刊)を、美しい朗読とクラシックギターによる映像(朗読:馬場精子氏)で紹介します。

3)最晩年に残したゴフスタイン「最期のことば」(上記絵本に収録)を、彼女の夫であるデイビッド・アレンダー氏が制作された貴重な映像とともに紹介します。

 

2)3)は、併せて約8分間の映像上映と、店主による簡単な解説でお楽しみいただきます。上映時間は随時、お客様の状況に合わせてとなります。できるだけ多くの方にご覧いただけるようにしますが、混雑状況などタイミングによってはご覧いただけない場合もございます。悪しからずご了承ください。

 

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2024.11.21 Thursday