お知らせ(11.1 更新! NEW!)
「大人が読みたい絵本500」(三栄書房)で紹介されました。
今月11日発売の「大人が読みたい絵本500」(三栄書房)の中で、響き館が紹介されています。同書のPART3「絵本と出会える大人の空間」の特集で、見開き2ページにわたる美しい写真と文章で、素敵な記事にしてくださいました。「大人にこそ絵本を」ということが言われるようになって久しいですが、今回の書籍は、「大人が読む」ということを前面に打ち出した、とても本格的で読み応えのある一冊になっています。その時の気持ちに合わせて読みたい絵本特集の他、各出版社が「大人におすすめ」ということで選んだとっておきのラインナップなど、ユニークなセレクションも多く、タイトルにあるように、紹介されている絵本の数は500冊にものぼります。かなり絵本を読み込まれている方も、これから改めて絵本を読み始めようと思われている方も、是非手に取っていただければと思います。
11日(木・祝)~14日(日)は、お得な「小春日和に絵本フェア」を開催します。
暖冬から一転、厳しい寒さで、なかなか出かけづらい気候が続いていましたが、今週末は、何と4月並みの暖かさが予想されています。そこで響き館では、「小春日和に絵本フェア」と題して、秋に続き、お得なブックフェアを開催することにしました。春めいた陽気に誘われ、絵本に囲まれた空間で、心も身体もポカポカに。皆様のお越しをお待ちしております。
期間:2月11日(木・祝)~14日(日)の4日間
(12日(金)は14時オープン、15日(月)は臨時休館となりますので、ご注意ください。)
フェア特典:
デザートをご注文のお客様で、さらに絵本をご購入の方----
入館料(1ドリンク代) 通常650円→ 半額近くの 350円!
※絵本は館内在庫のあるものに限り、絵本便、取り寄せは除きます。
※その他の割引きサービス(リピーター割引き、学割など)との併用はできません。
初春の企画展「絵本に湧き出る~自然と創造の泉」を開催します。
いよいよ新しい年がスタートしました。2016年最初の企画展が1月9日(土)よりスタートいたします。テーマは、「自然と創造の泉」。本展では、芸術を生み出す力、物づくりや創作にかける想い、そして多くの芸術家がそこからインスピレーションを得たであろう「自然」の力…そんな創造の原点とも言えるパワーが溢れ出るのを感じることのでる絵本を集めてみました。
企画展おすすめの絵本は、19世紀の詩人、エミリー・ディキンスンにちなんだ作品を2冊。「アメリカ文学史上の奇跡」と讃えられるディキンスンは、後半生の20年以上もの間、自宅とその敷地から外へ出ることなく、独り詩を書き続け、生前その作品は世に知られることはありませんでした。「まぶしい庭へ」(表紙画像・右)は、そのディキンスンの詩に、あのターシャ・テューダーが絵を添えた、珠玉の詩画集。また絵本「エミリー」(表紙画像・下)は、ディキンスンの創作の秘密を、1人の少女との心温まる出会いを通して描いた物語で、バーバラ・クーニーの繊細で美しい絵が、その魅力を更に際立たせています。
新しい年の始まりに、絵本を通して「創造や自然」の原点に触れてみる。・・・それはきっとまた何か新しいことを始めたくなる…そんな大切なひとときになるに違いありません。皆様のお越しをお待ちしております。
「まぶしい庭へ」(エミリー・ディキンスン/詩 ターシャ・テューダー/絵 KADOKAWA 2014)
「エミリー」(マイケル・ビダード/文 バーバラ・クーニー/絵 ほるぷ出版 1993)
※各1620円。いずれも館内にて販売いたします。
特別展「絵本とキャンドル de クリスマス」を開催します。
今年の12月の響き館は、19日(土)、20日(日)、23日(水・祝)~27日(日)の期間限定オープンで、特別展「絵本とキャンドル de クリスマス」を開催します。ロマンチックにクリスマスを彩る、素敵な絵本をラインナップ。寒い季節ではありますが、絵本のページをゆっくりめくりながら、心温まるひとときをお過ごしください。皆様のお越しをお待ちしております。
<期間中の特典>
1)23日(水・祝)~25日(金)の3日間は、「キャンドルの夕べ」。夕刻より、テーブルのキャンドルに点火し、ひときわロマンチックなひとときをお過ごしいただけます。また期間中は、ミニガーデンのイルミネーションも鮮やかに点灯いたします。
2)おススメのクリスマス絵本を、朗読、映像、音楽を用いて紹介いたします。絵本を味わった後は、生ピアノの自動演奏で、クリスマスの名曲をお楽しみいただきます。(こちらは時間は随時となります。混雑状況やタイミングによっては、実施できない場合もありますので、どうかご了承ください。)
3)秋の企画展から好評の、ONE STROKE 絵本フェア。世界的造本作家・駒形克己さんによる魅力的な作品に、今回特別に、お洒落で可愛いクリスマスカード(写真・右下)が仲間入り。こちらも引き続き、お楽しみください。
4)ご好評いただいている、ドイツ・ロンネフェルト社から、クリスマス限定紅茶「アドベントシュトゥンデ」(写真・左下)が日本初上陸。ルイボスベースに、甘く香ばしい果実や木の実の香りが絶妙の、フルーツハーブティーです。こだわりスイーツとともに、是非、ご賞味ください。(アドベントシュトゥンデは杯数限定、要追加料金となります。なくなり次第終了となりますので、どうぞお早めにお越しください。)
※20日(日)は高校駅伝開催のため、14時~の開館となりますので、どうかご注意願います。
「朗読と音楽で綴る~文学と絵本散歩 vol.2~」、盛況にて終了いたしました。
21日(土)午後、晩秋の紅葉の楽しめる連休初日、今年も「朗読と音楽で綴る~文学と絵本散歩 vol.2」が開催されました。出演は昨年に引き続き、朗読家の馬場精子さん。響き館での朗読は、今回で3度目となります。今回は開催中の企画展「読書とアートの秋に、大人絵本」に相応しく、小川未明の「いちょうの葉」に始まり、大人の心に響く絵本作品を取り上げました。つい最近、京都府知事賞も受賞された馬場さんの朗読は、今回もその円熟した語りの力を感じさせる、見事なものでした。もともと放送劇団でデビューされただけあって、ドラマティックな表現には特に定評のあるところですが、ずっしりと心に響くモノローグや、優しく繊細な表現、また切なくも温かい、いかにも絵本らしい物語の運びなど、その声の表現は実に多彩で、聴き手を物語の世界にぐいぐい引き込んでくださいました。また本シリーズのコンセプトである、朗読と音楽とのコラボレーションでも、もともと音楽が大変お好きな馬場さんだけに、その声は、音楽の起伏や表情と、絶妙に溶け合って変化していきました。「ことば」と「絵」と「音楽」、3つの力がそれぞれを引きたて、まるで上質の映画の世界を観ているような・・・・まさに絵本の朗読会ならではの、とても豊かで贅沢なひとときとなりました。公演の後は、いつものように、ロンネフェルトの香り豊かな紅茶を飲みながら、ゆったり絵本を鑑賞できるティータイム。馬場さんと直接お話をしたり、公演で取り上げた作品はもちろん、絵本のページをゆっくりめくりながら、それぞれに余韻を楽しまれました。「文学と絵本散歩」シリーズはまだスタートしたばかりですが、この朗読会ならではの魅力をじっくり育てながら、これからも上質の絵本作品を紹介していきたいと思っています。今回も作品選びのところから公演当日まで、いつもながら真摯に作品に取り組んでくださった馬場さん、進行をお手伝いしてくださった中村さん、それぞれの物語に熱心に耳を傾けてくださったご来場の皆様、本当に有難うございました。
<付記>
今回の公演は、当初予定していた10月31日の公演の振替公演として開催されました。3連休初日というご多忙のところ、ご都合をつけてお集まりくださった皆様はもちろん、今回残念ながらご参加できなくなってしまったた方々に対しましても、改めてお詫びを申し上げますとともに、無事振り替え公演を開催できましたことに、心より感謝申し上げます。