お知らせ(11.1 更新! NEW!)

昨日、ライアー奏者で詩人、小説家の浅山泰美さんをお迎えして、初めてのクリスマスコンサートが開催されました。ギリシャ神話に登場する竪琴をルーツにドイツで生まれた美しい楽器ライアー。「同じ西洋の楽器でも、ピアノやバイオリンとは異なり、(心の)内に向かう音」と浅山さんがおっしゃった通り、楽器の大きさからすると、音量も小さくて控えめな音色。しかし、空気を伝って、まるですぐ傍から語りかけてくるような響きに、すっかり魅了されました。ライアーは1926年南ドイツで創り出された、心身に調和をもたらすための楽器です。当初は「魂の保護を必要とする子供たち」のためのものでした。その音色を聴くと、なるほどと思わされます。コンサートは、クラシックやクリスマスの曲の演奏を中心に、自作の詩集「ミセスエリザベスグリーンの庭に」の朗読や、ライアーという楽器のお話も含め、参加の皆様と対話をしながら、終始和やかで温かい雰囲気でおこなわれました。響き館スタートの年の最後を締めくくるイベントを、心に残る声と音で満たしてくださった浅山さん、そして多数ご参加いただいた皆様、本当に有難うございました!
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2024.11.21 Thursday