お知らせ(11.1 更新! NEW!)

感謝をこめて。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日の朝。いよいよ2023年も幕を閉じようとしています。

秋冬の特別開館「たびする木馬」牡丹靖佳 絵本原画展も、「クリスマス・キャンドルと絵本の夕べ」と同時開催となったアンコールも含め、全日程を終了いたしました。木馬のブランとともに駆け抜けた、延べ33日間。今回もたくさんご来場いただき、本当に有難うございました!

ユニークな木馬定点絵本として話題になったこの絵本。変わらなかったのはブランの位置や姿ではなく、ブランの「心」だったのかもしれません。誰かを乗せることが一番の幸せで、人々の笑顔や笑い声に包まれながら、次はどんな人が乗ってくれるだろうと心をときめかせる。ブランのその心は一度も変わることはありませんでした。どんな時代に生まれても、時代がどんなに変化しても、どんな世界や環境の中におかれても、自分らしさを失わず走り続ける・・その大切さは人間も同じように思います。

2024年の春、響き館は開館14周年を迎えます。考えてみると、響き館という空間も、14年間その場所を変えることなく、ずっとここにありました。辛いこと、大変なこともたくさんありましたが、「響き館らしさ」を変えることなく続けていれば、たくさんの素晴らしいお客様との出会いがあり、絵本を通して限りなく幸せな時間を共有できる・・最終日のキャンドルの灯りを消しながら、そんなことを実感して、心がじんと温かくなりました。

素晴らしくお洒落で美しい原画をご提供くださった牡丹靖佳さん、プロモーション映像で心に響く朗読をしてくださった馬場精子さん、開催に当たりきめ細かくサポートしてくださったアリス館の郷原さん、槇野さん、そしてご遠方の方も含めて、特別開館を楽しみに足を運んでくださったお客様、すべての方々に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。

来年度もさまざまな企画にチャレンジし、皆様によい絵本との出会いをお届けできるよう、精進したいと思います。次の企画やイベントは、決まり次第、お知らせいたしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。また次にお会いできる日を楽しみにしています!

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2024.11.21 Thursday