お知らせ(11.1 更新! NEW!)
2013.01.21 (Mon) 17:21
「ケルトハープの弾き語りを味わう新春コンサート~銀の小舟~」盛況にて終了しました。
昨日、今年最初のイベントとなる「ケルトハープの弾き語りを味わう新春コンサート~銀の小舟~」が開催されました。出演は、響き館初登場となる、麻呼(mako)さん。昨年リリースされた初のCDのアルバムタイトル曲「銀の小舟」に始まり、オリジナル曲から、日本の唱歌、またスタンダード名曲など、全10曲を見事に歌い上げてくださいました。麻呼さんの魅力は、なんと言ってもその澄み切った美しい声。最初の歌い出しから、すぐに私達を魅了しました。そして、「自分の歌の伴奏に、この楽器以外は考えられなかった」とおっしゃった、美しく柔らかなケルトハープの音色。立地条件から、普段はPAを通すことが多いのですが、この日は純アコースティックで、その世界を満喫することができました。麻呼さんの音楽は、決して押し付けがましくなく、シンプルに心に響くものでありながら、同時に凛とした芯の強さのようなものも感じられ、特に終曲の「アメイジング・グレイス」などは、本当に伸びやかで美しく、まさに圧巻の歌唱でした。麻呼さんの目指している音楽世界は、シンプルで力のある、優れた絵本の世界に通じると感じました。新しい年の始まりにふさわしく、本当に心に清々しい風を吹き込んでくださった麻呼さん、そして最後に「ハープは音にたくさん隙間のある楽器。その隙間を埋めてくださるのが聴いてくださる皆様です。」とおっしゃった通り、温かく熱心に耳を傾けてくださったご来場の皆様、本当に有難うございました。