お知らせ(7.3 更新!)

2018-03-01 13:54:00

去る2月24日(土)、冬の企画展のフィナーレを飾るイベントとして、「朗読と音楽で綴る~文学と絵本散歩~ vol.5」が開催されました。出演は、今回が6度目、「文学と絵本散歩」シリーズとしては5回目となる、朗読家の馬場精子さん。昨年5月の春の公演とは対照的に、今回はまさに寒い冬に味わうのにピッタリな文学作品と絵本のプログラムで、再び私たちを魅了しました。前半、マイクを通さない肉声のみで語る「手袋を買いに」(新美南吉)では、キラキラ目に眩しいような、真っ白な雪の情景を目の前に浮かべ上がらせ、その中の親子のキツネのやりとり(子守歌のところでは、美しい声で歌ってくださいました)が、じんわりと心に温かい灯をともしてくれました。作者は29歳の若さで早逝されましたが、その短い人生の中で、私たちの心の琴線に触れる童話をたくさん残してくれたことに、改めて感謝したくなりました。そして後半は、海外の短編小説を元にした、壮大な物語の絵本。ここでは、クラシックのチェロの名曲と、繊細で陰影に富んだ美しい絵画とのコラボレーションで、馬場さんの情感豊かで、心を揺さぶるような語りの力が、ぐいぐいと私たちを物語の世界に引き込みました。馬場さんの感情表現は実に豊かで自然で、私たちの心の奥深くに響きます。馬場さんはよく「悲しい気持ちを表したい時に、ただ悲しそうな声を出そうとしてはいけない」というような趣旨のことをおっしゃるのですが、それは言い換えれば、物語を深く理解し、その世界に入って登場人物になりきることで、それぞれの場面や登場人物に相応しい声が自然と湧き出てくるのでは---と、そんなことを感じました。だからこそ、ご参加者の感想にありましたように、馬場さんの朗読では、小さな子供の声から、女性の語り手でありながら、時には男性の登場人物の声まで、まったく違和感なく聴き入ることができるのかもしれません。今回の公演でも「語りと、音楽と絵が実によく合っていて、いい映画を見終わったような充実感がある」といった嬉しいお声をたくさんいただきました。「文学と絵本散歩」はちょうど5回目の節目となりましたが、「芸術としての朗読」を追求し続けておられる馬場さんとともに、大人にこそ味わってほしい「芸術作品」として、これからも文学や絵本の世界をお届けできたらと思っております。長期間に及ぶ準備から当日まで、全力で公演に取り組んでくださった馬場精子さん、そしてまだまだ厳しい寒さの中、ご来場いただいた皆様、本当に有難うございました。

※写真は「手袋を買いに」(新美南吉)を朗読する、馬場精子さん。


2018-01-20 15:55:00

 2018年、いよいよ新しい年が幕を開けました。響き館では今年も大人がじっくりと味わえる絵本朗読会に取り組んでまいります。そしてその第一弾として、来る2月24日(土)、響き館では通算6度目の公演となる、朗読家の馬場精子さんをお迎えして、「朗読と音楽で綴る~文学と絵本散歩~」を開催することになりました。

 本朗読会では、「文学と絵本散歩」というタイトルにもありますように、馬場さんが得意とされている文学作品(童話/児童文学)や、大人が味わうのにぴったりな絵本を、美しい絵と音楽の演出とともに朗読いたします。回を重ねる毎にますます洗練され、円熟味を加えてきた、好評のシリーズ---今回は「手袋を買いに」(新美南吉/作)他、寒い冬に味わうのにピッタリな作品を予定しております。言葉と絵と音楽のコラボレーションで味わう「芸術としての朗読」---温かく、豊かで贅沢なひとときを、どうぞご堪能ください。

  尚、公演後恒例のティータイムでは、美味しいロンネフェルト紅茶を味わいながら、開催中の冬の企画展「絵本が映す「ふたりの情景」~同時開催:心温まる「冬と雪」の絵本展」をゆっくりお楽しみいただけます。皆様のご参加を楽しみにお待ちいたしております。

 

※只今、先着順にて、ご予約受付中です。ご予約方法、公演詳細は「イベント」ページをご覧ください。


2018-01-19 15:25:00

 1月17日(水)、2018年最初のイベント、「ニューイヤー名曲コンサート」が開催されました。週初めには今年初めての本格的な積雪で大変でしたが、公演当日は、雨模様だったものの、穏やかな日和で、厳しい寒さも一休みしてくれました。

 さて、ニューイヤーコンサートを素晴らしいパフォーマンスで成功させてくださったのは、響き館初公演となる、目加田美桜さん(ピアノ)と山崎琴未さん(ソプラノ)のお二人。現在、共に大阪教育大学に在学しながら、本格的に音楽を学ばれています。公演では、まず企画展の中から、イスラエルの美しい切り絵絵本「紙のむすめ」(光村教育図書刊)の紹介に続いて、目加田さんのピアノソロ演奏がスタートしました。バロック~古典派~ロマン派、印象派まで、多彩なレパートリーから選ばれたプログラムは実に名曲揃い。目加田さんは、直近ではショパン国際ピアノ国際コンクールin Asia など、何度も全国レベルのコンクールに出場を果たしているだけに、「バラード第1番」(ショパン)などの難曲でも、安定した技巧と、瑞々しい感性で、見事な演奏を聴かせてくださいました。細やかで繊細な音の表現から、力強くダイナミックな打鍵まで、間近で聴けるピアノの音色と表現の美しさに終始魅了されました。また曲間のMCでは、曲目の解説も初めて聞く内容もあってとても興味深く、また演奏に当たってイメージしたり大切にしたりされていることなども話してくださって、とても心に残りました。そしてコンサートの終盤では、ゲスト出演の山崎さんのソプラノ独唱も加わり、ニューイヤーコンサートらしい華やかな雰囲気に。山崎さんは16歳から本格的に声楽を始められたということでしたが、その声はとても伸びやかで美しく、イタリア語で歌われる"Sogno"(トスティ)から、アンコール曲「オンブラ・マイ・フ」まで、響き館の空間が「人の声」ならではの温もりでいっぱいに満たされました。

 昨夏から公演に向けて準備を進めてくださったお二人。公演中には、お気に入りの絵本として、センダックや みやこしあきこ さんの絵本の紹介をしてくださったり、とても親密な空間で奏でられる音楽とお客様の距離もとても近く、また公演後のティータイムではお二人とご来場の皆様とでの記念撮影もあったりと、まるで温かいサロン(ホーム)コンサートのような趣きでした。新春の響き館に爽やかで心地よい風を吹かせてくださった目加田さん、山崎さん、そしてご来場の皆様、本当に有難うございました。若いお二人の今後のますますのご活躍を応援しつつ、また次回の公演にも大いに期待したいと思います


2017-12-26 15:34:00

2018年の幕開け、1月17日(水)にクラシックの名曲をゆったり味わえるニューイヤーコンサートを開催します。出演は、響き館初登場となる、目加田美桜さん(ピアノ)と山崎琴未さん(ソプラノ/ゲスト出演)。ともに大阪教育大学芸術表現専攻音楽表現コースに在学しながら、多くのコンクールやコンサートに出演、そのフレッシュな演奏に将来が期待されるお二人です。公演では、企画展からのお勧め絵本の紹介に続いて、ピアノとソプラノ独唱で、ショパンやドビュッシーなど、クラシックの名曲をたっぷりお楽しみいただけます。新しい年のスタートに、みずみずしい絵本と音楽を通して、心地よく爽やかな時間を響き館でお過ごしください。

 

尚、公演後恒例のティータイムでは、美味しいロンネフェルト紅茶を味わいながら、開催中の企画展「絵本が映す「ふたりの情景」」の絵本をゆったりお楽しみいただけます。皆様のご参加を楽しみにお待ちいたしております。

 

※只今、先着順にてご予約を受け付け中です。ご予約方法など公演詳細は「イベント」ページをご覧ください。

※17日は休館日(水曜)ですが、この日は特別に開館となります。


2017-12-17 14:35:00

今年も残すところあと僅か、響き館では企画展に加えて、クリスマス絵本のコーナーが登場、この季節にピッタリの、温かくロマンチックな絵本が並びました。中身はもちろんですが、それぞれの絵本の表紙の美しさも、クリスマス絵本ならでは。ささやかながら、ミニガーデンのイルミネーションの点灯も始まりました。2017年のフィナーレとなる12月22日(金)~25日(月)の4日間は、毎年恒例となりました「クリスマスキャンドルと絵本の夕べ」を開催します。ゆれるキャンドルの灯りと、上質の絵本と音楽に囲まれて、素敵な時間をお過ごしください。響き館ならではの特典も、たくさんご用意してお待ちしております。

 

<キャンドルと絵本の夕べ-期間中特典->

 

1)16時頃~各テーブルのキャンドルに点火、ガーデンのイルミネーションも点灯します。Jazzのゆったり流れる店内で、大人限定の絵本カフェならではの演出をお楽しみください。

2)店主によるクリスマス絵本の紹介や、クリスマスにぴったりなジャズピアノの自動演奏をお楽しみいただきます。(17時すぎ頃~を予定。お客様の出入り状況により、時間は前後いたしますのでご了承ください。)

 

3)ロンネフェルトのクリスマスティーと、クリスマス限定デザートプレートが登場します。

☆ドイツ・ロンネフェルト社のクリスマスティー「アドベントシュトゥンデ」。毎年大好評のフルーツハーブティーで、ルイボスベースに、ローズヒップ、カラント、リンゴ、パイナップルなどのフルーツをたっぷりブレンドした、極上の香りです。こちらは数量限定で、なくなり次第終了となりますので、是非お早めにご賞味ください。

 

☆秋から登場し好評の、VILLA BUENA(ビジャ・ブエナ)さんからは、クリスマス期間限定の特別プレートが届きました。程よい甘みと酸味が絶妙に調和し、ちょっぴりアルコールの効いた生ケーキ「木苺のフランブエサ」に、最近日本でも人気上昇中の、ドイツのクリスマス菓子「シュトーレン」の盛り合わせです。いずれも素材と製法にこだわりぬいた逸品です。各日、数量限定となります。

 

4)絵本をご購入のお客様は、冊数にかかわらず、入館基本料(1ドリンク代)を100円OFFといたします。(店頭在庫のある絵本に限ります。)クリスマスの贈り物にも是非ご利用ください。

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