お知らせ(3.12 更新! NEW!)

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京都は既に桜も開花、いよいよ春の到来です。この4月で開館6周年を迎える響き館は、4月2日(土)より、これからの季節にぴったりの特別展を開催します。

 

絵本「幸せのきっぷ-Kiss & Goodbye-」は、台湾のベストセラー絵本作家ジミー<幾米>が描いた最新作。昨年新潟県でおこなわれた「大地の芸術祭2015」にアーティストとして参加した作者が、JR飯山線アートプロジェクトの一つとして生み出した作品です。両親を亡くした少年が、列車の旅をする中で、線路を走る音を聞きながら、長い間忘れていたことをゆっくりと思いだしていきます。まるで、過去の美しい記憶が、まばゆく輝くトンネルの出口で待っていたかのように――。越後の里山の美しい四季を織り込みながら彩り豊かに描く、癒しと再生の物語には、環境や人間、生命といった、ジミーの全作品を貫くテーマが織り込まれています。

 

本特別展では、ジミーの絵本世界を鮮やかに再現した特製パネル展示を始め、ジミー氏自ら監修・制作した映像・音楽に、響き館が新たに朗読を加えて編集したミニムービー(朗読/福山ひでみ)を上映いたします。展示絵本には、現在入手の難しい作品も含めたジミーの多くの絵本を中心に、「春×旅」にちなんだおすすめの絵本をラインナップ。販売用絵本にも注目の新刊が入荷しております。

  

穏やかな季節、絵本に囲まれた幸せなひとときを、どうぞ響き館でお過ごしください。皆様のお越しをお待ちしております。

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今月11日発売の「大人が読みたい絵本500」(三栄書房)の中で、響き館が紹介されています。同書のPART3「絵本と出会える大人の空間」の特集で、見開き2ページにわたる美しい写真と文章で、素敵な記事にしてくださいました。「大人にこそ絵本を」ということが言われるようになって久しいですが、今回の書籍は、「大人が読む」ということを前面に打ち出した、とても本格的で読み応えのある一冊になっています。その時の気持ちに合わせて読みたい絵本特集の他、各出版社が「大人におすすめ」ということで選んだとっておきのラインナップなど、ユニークなセレクションも多く、タイトルにあるように、紹介されている絵本の数は500冊にものぼります。かなり絵本を読み込まれている方も、これから改めて絵本を読み始めようと思われている方も、是非手に取っていただければと思います。

 

 

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