お知らせ(3.12 更新! NEW!)

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心地よい初秋の週末、9月24日(土)に、今年も大人がじっくりと味わえる絵本朗読会を開催します。出演は、約1年ぶり4度目となる、朗読家の馬場精子さん。 

 

「文学と絵本散歩」---というタイトルの通り、本公演では、馬場さんが得意とされている文学作品(童話/児童文学)~大人こそ是非味わいたい絵本まで、深まっていく秋の季節にぴったりな作品を、美しい音楽の演出とともに朗読いたします。言葉と音楽のコラボレーションで味わう、温かく、豊かで贅沢なひととき---「芸術としての朗読」を追求してこられた、馬場精子さんならではの、上質な語りを、どうぞご堪能ください。 

 

尚、公演後恒例のティータイムでは、美味しい紅茶を味わいながら、館内の絵本をゆっくりお楽しみいただけます。皆様のご参加を楽しみにお待ちいたしております。

 

只今、先着順にてご予約を受付中です。公演詳細やプロフィール、ご予約方法などは、「イベント」ページをご覧ください。

 

※ご好評につき、13:30~の追加公演も決定しました! こちらの詳細も「イベント」ページをご覧ください。

 

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 去る7月30日(土)、「絵本とJazzの調べ vol.11 ~夏の扉をひらく絵本~」が開催されました。当日は、暑い今年の夏らしく、35℃を越える猛暑でしたが、たくさんの方がご参加くださいました。開館以来、着実に公演を重ね、ついに11回目を迎えた絵本とジャズの調べ。今回も、樋口みづほさんの豊かな朗読とボーカル、西脇敦子さんのセンス溢れるピアノが光る公演となりました。 

 公演の性質上、朗読の間に、ジャズソングを数小節歌われることが多いのですが、今回は、歌そのものを絵本化したプログラムもあって、樋口さんのジャズボーカルを初めてフルコーラスで聴くことができました。歌詞の意味をかみしめながら、豊かに歌い上げるその歌唱に、ボーカリストとしての実力と、曲との真摯な向き合い方に、改めて心打たれるものとなりました。 

 一方、今回も、西脇さんのジャズピアノの即興のセンスは、いつもにも増して、見事な輝きを示しました。特に、プログラムのうちの1冊は、朗読と即興ピアノのみで表現されたのですが、絵本の絵や言葉を的確にとらえて、瞬時に音で表現できるのは、やはり絵本が大好きな彼女ならではの魅力だと、改めて感じました。

 絵本の朗読に、ジャズという大人の音楽の魅力が加わって・・・まさに大人が絵本を味わう醍醐味を感じさせてくれるこのシリーズ。これからも、回を重ねるごとに、ますます円熟味を加えながら、大切にしていきたいと思っています。今回も、プログラム作りから、大変な時間と労力をかけて準備してくださった、樋口さん、西脇さん、暑い中お越しくださり、熱心に耳を傾けてくださった、ご来場の皆様、本当に有難うございました。

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2024.03.19 Tuesday