お知らせ(3.12 更新! NEW!)

オーストリアの絵本作家で、その繊細な表現と美しい色彩が魅力的な、リスベート・ツヴェルガーの絵本原画展が、現在、京都駅・伊勢丹内の美術館「えき」にて開催中です。(~6/17(日)まで。)彼女の素晴らしい作品は、響き館でも、度々取り上げてまいりました。今回の展覧会は、代表作「オズの魔法使い」「賢者のおくりもの」から最新作「ノアの箱舟」まで、150点の原画を見ることができる、またとない機会です。国際アンデルセン賞を受賞し、今日国際的に最も高く評価されている彼女の、透明で美しい絵画世界をどうぞお楽しみください。

展覧会詳細:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html

 

※展覧会会場の京都駅から、響き館の最寄りの「国際会館」駅までは、地下鉄一本で約20分。特に、地下鉄経由、あるいはご遠方から響き館へお越しの際は、是非この「ツヴェルガー原画展」とセットでお楽しみいただくことをお薦めいたします。

 

※京都観光を兼ねて、地下鉄の1DAYフリーチケットをご利用の方は、お得な「おでかけ京都・キャンペーン」のページも是非ご覧下さい。

 

昨日、「ことばと音色で奏でる絵本朗読会 vol.2」が開催されました。シリーズ2回目となる今回、昨秋11月に続いて、朗読セラピスト、ヴォイスティーチャーの日向(ひなた)のり子さん(写真)が来演、素晴らしい朗読を聴かせてくださいました。美しく、耳に心地よい声と、作為のない自然な感情表現、そして本シリーズの目的である、「ことば」と「音楽」と「絵」の三位一体の美しいコラボレーションを通して、国内外の絵本作品を、鮮やかに、そして情感たっぷりに堪能することができました。絵本はもともと言葉と絵が美しいハーモニーを奏でるメディアですが、そこに「朗読」という人の肉声と音楽が加わることで、さらに立体的で豊かな世界が広がることを実感できました。

 

公演後のティータイムでは、日向さんと朗読について語り合ったり、館内の展示絵本(「ターシャ・テューダーと輝く庭の絵本」展)を楽しんだり、ゆったりとした時間を過ごしていただくことができました。新緑の眩しい、爽やかな初夏の休日に、心温まるひとときをプレゼントしてくださった日向さん(今回も企画、リハーサル段階から、綿密で丁寧な打ち合わせを重ねてくださいました)、心地よい進行をお手伝いしてくださったスタッフの奥村さん、そして会場を温かい空気と絵本への愛情で満たしてくださった、多数ご来場の皆様(今回、新しい出会いもたくさんありました)、本当に有難うございました。このシリーズの今後が益々楽しみです。

 強い日差しと眩しいほどの新緑-いよいよ夏の訪れを感じる季節になりました。響き館では、19日(土)より、初夏の企画展「ターシャ・テューダーと輝く庭の絵本」が始まりました。アメリカの絵本作家、ターシャ・テューダーの生涯と作品にスポットを当てつつ、この季節にふさわしく「庭、木々と草花、森」を描いた絵本を特集しています。ターシャ・テューダー(1915-2008)は、その素朴で温かな作品はもちろん、生涯をかけて築いた広大な庭と、18世紀さながらのライフスタイルを通して、世界中の人々から敬愛されています。
 今回のおすすめ絵本「喜びの泉」は、ターシャが愛した、様々な作家や詩人の言葉に、自ら描いた水彩画を添えたもの。どの言葉にも深い味わいと、はっとさせられるような視点が散りばめられ、彼女の描く温かな水彩画が、言葉の意味をそっと優しく心の中に届けてくれるかのようです。また、彼女が選んだ言葉が、単なる格言ではなく、彼女の実際の人生の中で鮮やかに具現化されていたことに驚かされます。
 どうか、それぞれの絵本を手に取っていただき、彼女の作品と生涯に改めて想いを寄せ、絵本を通して、この爽やかな「緑」の季節を心で感じていただけたらと思います。

新緑が眩しい初夏の休日、5月27日(日)に、大人がじっくり味わえる絵本朗読会を開催することになりました。出演は、昨秋の公演で好評を博した、朗読セラピストの日向のり子さん。長年フリーアナウンサーとして活躍しながら、ライフワークとして大人のための絵本の朗読に取り組んでこられました。シリーズ2回目となる今回も、その端正で美しいことばの響きと美しい音楽の音色とのコラボレーションにじっくり耳を傾けながら、心豊かなひとときをお楽しみください。公演終了後、恒例のティータイムでは、館内の展示絵本をゆったりお読みいただけます。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

 

※内容詳細、ご予約方法は、メニューの「イベント」をご覧下さい。

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