お知らせ(3.12 更新! NEW!)

開館3周年を記念し、さわやかな新緑の季節に合わせて、建物正面に小さなデザインガーデンが完成しました。信州の「森の中の美術館」をイメージして、素敵なガーデンをデザインしてくださったのは、ガーデンデザイナーの はまもとのりこ 氏。英国でガーデンデザインを学び、NHKの園芸講座や各地のガーデンショーでも活躍されているデザイナーです。そよそよと風にゆれる葉が高原を思わせてくれるアオダモとシマトネリコをシンボルツリーに、また信州を感じさせてくれるブルーベリー、絵本「ルピナスさん」にちなんでピンクのルピナス、イングリッシュラベンダー、ローズマリー、タイム等のハーブ類など、本当に美しく構成してくださいました。外から楽しんでいただくのはもちろん、館内からの眺めも、少しの間、都会にいることを忘れさせてくれるかもしれません。ご自身も信州がお好きで、響き館のコンセプトに共感して、とても大切にデザインしてくださった、はまもとさん、連日、丁寧で美しい施工をしてくださった、「浩樹園」の高橋浩行さん、本当に有難うございました。これから花や緑のますます美しい季節、絵本とともに、この小さなガーデンも一緒に楽しんでいただければ幸いです。

 

はまもとガーデンデザインのホームページ: http://www.original-garden.com/

 

4月22日、響き館は開館3周年を迎えます。信州で出会った絵本美術館をコンセプトに、「大人が心静かに絵本を手楽しめる空間」をとして、企画展のテーマに沿って国内外の素晴らしい作品を紹介してまいりました。また皆様に、絵本の世界をより身近に楽しんでいただけるよう、朗読や音楽のイベントも多く開催してまいりました。これまでお越しくださった皆様に、心から感謝申し上げます。まだまだ力不足ではございますが、これからも開館当初の想いを大切に頑張って参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、開館3周年を記念して、建物正面に、新たに小さなデザインガーデンが誕生いたします。信州の絵本美術館をイメージして、ガーデンデザイナーの はまもとのりこ氏がデザインしてくださいました。また新しい企画展は、新しいガーデンとともに、これからますます輝きをましてくる新緑の季節にあわせて、19日(金)より、「いきものたちの絵本」を開催、絵本の世界で活躍する実に様々な生き物たちの姿にスポットを当てます。今回のおすすめの一冊は、ドイツの人気絵本作家、ヘルメ・ハイネのデビュー作、「ぞうのさんすう」(あすなろ書房、館内にて販売中)。一頭のゾウの成長を、シンプルなモノクロのデザイン画で描き出した絵本で、タイトルからは予測できないサプライズに満ちた展開の、実に深く壮大な物語です。

 

尚、19日(金)~22日(月)の4日間は、お得なブックフェア館内在庫絵本(「絵本便」は除く)をご購入の方に限り、デザートセット(お好きなソフトドリンク+半熟チーズケーキまたは焼き菓子のセット)をALL 650円にてご提供させていただきます。(他の割引きサービスとの併用はできません。)

 

春のさわやかな陽気が心地よい季節。どうか、響き館で上質な絵本とともに、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。皆様のお越しをお待ちしております。

 

15日(月)~18日(木)はガーデン工事のため休館となります。天候等によって、工期が延びることもありますので、トップページの情報にご注意ください。

 

京都のグルメ、ファッション、カルチャーなどを満載した、フリーのタウン情報誌 go baaan(ゴ・バーン)116号に掲載していただきました。今回の巻頭特集は「ストーリーを歩く」。「小説を歩く」、「映画、能の世界を歩く」、「本が読めるカフェ」、「町の古本屋さん」、「こだわり文房具」など、物語に思いを馳せて歩く、京の街の魅力がぎっしり詰まった特集となっています。桜も満開となり、まもなく訪れる新緑の季節。これからの京都は、まさに観光シーズンに入ってゆきます。美しい自然はもちろん、この特集を片手に、本やアートなど、文化の薫る京都の街を散策してみてはいかがでしょうか。

 

情報誌 go baaan(ゴバーン)のホームページ: http://www.go-baaan.com/index.php

※ゴバーンは、市内各所にて、無料配布されています。

3月31日(日)、桜のコンサート「ライアー演奏と古都の桜を語るひととき~京都 桜の縁し」が開催されました。当日は曇り空ではありましたが、京都の桜は、まさにこれから満開という絶好のタイミングで、美しい音楽と、古都の桜についてのお話を味わえる、貴重なひとときとなりました。出演は、響き館では2年ぶり2度目の来演となる、ライアー奏者で、詩人、小説家の浅山泰美さん。今回も、日本やアイルランドの民謡から、即興的なオリジナル曲まで、ライアーの繊細で、深く優しい音色をたっぷり聴かせてくださいました。今回弾かれたアルトライアーは、この美しい楽器の生みの親でもあるゲルトナーの晩年の作という貴重なもの。ピアノやヴァイオリンといった楽器とは異なり、傍で優しく語りかけてくれるようなこの楽器の音の奥深さを、一段と感じることができました。また今回は、京都生まれ、京都育ちの浅山さんが、長年撮りためてきたモノクロ写真による、古都の昔の風景も大きな見どころでした。エッセイ集、「京都 桜の縁し」「京都 銀月アパートの桜」でも紹介されているとっておきのエピソードとともに、もう今では見ることのできなくなってしまった建物や風景なども見ることができ、本当に貴重な時間となりました。参加者の中には、紹介された写真の風景を実際にご存知で、本当に懐かしい風景との再会だった方もおられたようです。今回、美しい演奏とともにこうした貴重な時間をつくってくださった浅山泰美さん、また温かい雰囲気で、この静かなひとときに熱心に耳を傾けてくださった皆様、本当に有難うございました。まだしばらくは、桜の見ごろが続きそうな京都。またひとつ散策の楽しみが増えそうです。

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2024.03.19 Tuesday