お知らせ(6.15 更新!)

2013-04-02 15:44:00

3月31日(日)、桜のコンサート「ライアー演奏と古都の桜を語るひととき~京都 桜の縁し」が開催されました。当日は曇り空ではありましたが、京都の桜は、まさにこれから満開という絶好のタイミングで、美しい音楽と、古都の桜についてのお話を味わえる、貴重なひとときとなりました。出演は、響き館では2年ぶり2度目の来演となる、ライアー奏者で、詩人、小説家の浅山泰美さん。今回も、日本やアイルランドの民謡から、即興的なオリジナル曲まで、ライアーの繊細で、深く優しい音色をたっぷり聴かせてくださいました。今回弾かれたアルトライアーは、この美しい楽器の生みの親でもあるゲルトナーの晩年の作という貴重なもの。ピアノやヴァイオリンといった楽器とは異なり、傍で優しく語りかけてくれるようなこの楽器の音の奥深さを、一段と感じることができました。また今回は、京都生まれ、京都育ちの浅山さんが、長年撮りためてきたモノクロ写真による、古都の昔の風景も大きな見どころでした。エッセイ集、「京都 桜の縁し」「京都 銀月アパートの桜」でも紹介されているとっておきのエピソードとともに、もう今では見ることのできなくなってしまった建物や風景なども見ることができ、本当に貴重な時間となりました。参加者の中には、紹介された写真の風景を実際にご存知で、本当に懐かしい風景との再会だった方もおられたようです。今回、美しい演奏とともにこうした貴重な時間をつくってくださった浅山泰美さん、また温かい雰囲気で、この静かなひとときに熱心に耳を傾けてくださった皆様、本当に有難うございました。まだしばらくは、桜の見ごろが続きそうな京都。またひとつ散策の楽しみが増えそうです。