お知らせ(5.20 更新!)

2015-02-11 21:53:00

まだまだ厳しい寒さが続く中、少しずつ春の気配を感じ始める初春の季節、響き館では、14日(土)より、企画展「絵本がひらく物語のとびら~エロール・ル・カインと物語絵本の世界~」を開催いたします。誰もが子供の頃夢中になった、童話や物語といった「お話」の世界。今回の企画展では、そんな絵本の原点とも言える「物語」に焦点を当て、古今東西の優れた物語絵本を楽しんでいただきます。

 

 特に本企画展では、物語絵本を代表する名作、イギリスの絵本画家エロール・ル・カインの作品にスポットを当てます。シンガポールに生まれた、ル・カインは、グリム童話をはじめとする古典に、西洋と東洋の美を融合させた美しい絵画を描き、47年という短い生涯の閒に、優れた作品をたくさん残しました。「イメージの魔術師」とも称された彼の絵画世界は、まさに繊細にして絢爛、1985年にはケイト・グリーナウェイ賞を受賞しました。企画展おすすめの一冊「まほうつかいのむすめ」は、作者A・バーバーがベトナムから迎えた養女のために書いた、心に響く物語と、最晩年のル・カインによる緻密で完成度の高い様式美が見事に融合した、珠玉の一冊です。

 

 春の足音の近づく季節、物語絵本をゆったり味わいながら、絵本のページをめくる瞬間のワクワクした気持ちを思い起こしてみては如何でしょうか。