お知らせ(11.7 更新!)

2014-01-28 20:21:00

まだまだ厳しい寒さの中、時折、雪が舞う京都。しかし季節は目に見えないところで着実に進み、来月には少しずつ春の兆しが見え始めます。この、寒い冬から暖かい春へと向かう季節、響き館では、2月1日(土)より、「絵本の中のちいさな幸せ」と題し、物語を通して、ささやかな希望や幸福を感じ取ることのできる絵本を特集します。社会がめまぐるしく変化し、価値観も多様化する現代を生きる大人にとって、絵本はどこか懐かしく、何か普遍的なもの、そして「幸せ」のヒントを与えてくれる、心の拠り所と言えるかもしれません。

 

アメリカの絵本作家、M.B.ゴフスタインの代表作「ゴールディーのお人形」は、今回のテーマにまさにぴったりな一冊。小さな手作りの木の人形を、一生懸命彫り続ける職人の女の子ゴールディーが、孤独や悲しみを抱えつつも、ある素晴らしい出会いを通して、自分の仕事のかけがいのない意味と幸せを見出していく物語です。モノクロのシンプルな絵と味わい深い文章で綴られ、「自分が信じる素晴らしい何かのために黙々と働く人々の美しさと尊さ」(ゴフスタイン)を描いたこの愛すべき絵本は、多くの読者からの声に応えて、昨年末に待望の復刊となりました。

 

 少しずつ春へと向かうこの季節、どうか、それぞれの作品を手に取っていただき、絵本と心で対話する中で、自分らしい「幸せ」のヒントを探してみては如何でしょうか。

 

※1月30日(木)31日(金)は、展示替えのため、休館いたします。