お知らせ(3.12 更新! NEW!)

12月6日(金)より、ジェイアール京都伊勢丹7階にある、美術館「えき」京都で、「クヴィエタ・パツォウスカーとチェコの絵本展」が開催されます。チェコと言えば美しいアニメーションをすぐに思い浮かべられる方も多いと思いますが、同時に優れた絵本作家を多数輩出しており、翻訳絵本を通して馴染みのある作品も多く存在します。パツォウスカーもそうしたチェコを代表する作家の一人で、「色彩の魔術師」と称される通り、その鮮やかで斬新な色彩感覚で描いた、アンデルセンの「すずの兵隊」や「マッチ売りの少女」は、私達読者に強い印象を残しました。今回の展覧会は、パツォウスカーを育んだチェコ絵本の世界を、チャペック兄弟やヨゼフ・ラダ、イジー・トゥルンカらの創作とともに辿るもので、日本人作家ながらプラハを拠点に制作を続けている出久根育さんの作品も出展されます。「チェコ絵本」に焦点を当てた、これだけ大規模な展覧会は珍しく、その意味でも注目の展覧会です。東欧の絵本の美しさを満喫できる、絶好の機会となることでしょう。

 

美術館「えき」KYOTO ホームページ:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html

※会期は27日(金)までです。当館でも、パンフレットと割引優待券を配布しておりますので、どうぞご利用ください。

※美術館「えき」KYOTOから当館のある「国際会館」駅へは、地下鉄1本で約20分。この機会に、是非絵本めぐりをお楽しみください。(ただし、会期末は当館は年末の休館を予定しております。)

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2024.03.29 Friday