お知らせ(3.12 更新! NEW!)

11日(日)午後、夏のコンサート企画として、「ケルトの森のハープリサイタル」を開催しました。当日の京都の最高気温は39度、「京都の夏は暑い」とは言え、まさに今年一番の暑さとなりました。出演は、アイリッシュ音楽のデュオ「生梅」のハープ奏者、梅田千晶さん。響き館では、2度にわたり、「生梅」として出演、イーリアンパイプス&ホイッスル担当の中原直生さんとともに、アイルランド、ケルトの素晴らしい楽曲を楽しませてくれましたが、今回はハープソロのリサイタルということで、また新たな魅力を発揮してくださいました。得意とされているアイリッシュ、スウェディッシュの伝統音楽はもちろん、クラシック~現代、ポピュラー曲、日本の曲まで、その多彩なレパートリーを、興味深い解説とともに楽しませてくださいました。また今回は、ケルトの森にちなんで、森の映像や環境音(鳥のさえずり)とのコラボという、新しい試みも取り入れてみました。それにしても、特にこのアイリッシュハープの音色は、響き館のこの空間によく似合います。途中で説明してくださったのですが、このような無垢材の床や壁、天井の空間では、空間全体が共鳴箱になって、まるで大きな楽器に包まれているように感じるのだそうです。その説明通り、本当にこの猛暑を一時忘れて、心地よい音楽の風に心和まされる・・・そんな素敵な一日となりました。この秋に、スウェーデンへ移住されることになった梅田さんですが、まさにケルト音楽の本場での益々のご活躍が楽しみです。ご多忙の中、このコンサートために熱心に準備をしてくださった梅田さん、そしてまたこの夏一番の猛暑の中、遠く会場まで足を運んでくださり、この温かいひとときを共有してくださったご来場の皆様、本当に有難うございました。

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2024.03.29 Friday