お知らせ(11.7 更新!)

2012-06-25 16:22:00

昨日、響き館では4回目となる「絵本とJazzの調べ」が開催されました。今回は「詩と音楽の生まれる瞬間(とき)」という副題を添え、一人の詩人に焦点を当てながら、その作品はもちろん、詩という芸術が生み出される瞬間の神秘に、朗読と音楽を通して迫ろうという試みでした。今回の出演は、ジャズボーカリストの樋口みづほさんと、ジャズピアニストの佐藤由行さん。昨年5月の開館1周年記念公演以来の師弟共演となりました。少し難しいテーマではありましたが、樋口さんのよく通る豊かな声の朗読と歌声、時折はさまれるジャズスタンダードの名曲たち、朗読と音楽の絶妙なバランスと、センスのよいピアノの調べによって、詩の世界を堪能することができました。特に、フリーと呼ばれるピアノの即興演奏は、聴き応え十分。その瞬間瞬間の言葉や空気を感じながら、まるで生き物のように変化し、一篇の詩が読まれた後に奏でられる後奏は、言葉の余韻をかみしめるように続きました。お二人のパフォーマンスは、まさに今回のテーマである「詩と音楽の生まれる瞬間」を体験させてくれるものだったと思います。今回も企画段階から入念な準備をして、素晴らしい公演をしてくださった樋口さん、佐藤さん、そして熱心に言葉と音に耳を傾けてくださったご来場の皆様、本当に有難うございました。(今回、ライブ中の撮影ができなかったので、昨年5月の時のお二人の共演の様子を、再UPさせていただきました。)