記念コンサート 歌とライアーで巡る、ケルトの音のたび~スペイン・サンティアゴ巡礼の路から~

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まもなくスタートする、開館15周年記念・春の特別開館「ぼくのたび」みやこしあきこ絵本原画&作品展に合わせ、記念コンサートの開催が決定しました。

ケルト音楽のスペシャリストで、歌手の高野陽子さんをお迎えし、今回は「ぼくのたび」の絵本に寄せて、「たび」をテーマに、珠玉の名曲たちを、その美しい歌声で味わいます。

 

かつて星に導かれ 辿りついた 

祈りの道の 最果てには

死と再生の海が 広がっていた

岩の大地に ケルトの女神が舞い降り

石の小舟からは 聖母マリアが海を見守る

魂の故郷 聖地ガリシア 

彼方の 恋人へ 伝えられぬ 想い

波に語る 愛のうた

 

アイルランド、スコットランド、スペインのガリシア地方など、ケルト文化圏へ度々通い、現地で研鑽を積みながら、訪れた様々な土地に伝わる物語を大切に歌い継いできた、高野陽子さん。「ぼくのたび」に描かれた旅への憧れ、想いに、深く共感したと言います。今回のコンサートでは、彼女のライフワークとも言うべき、スペイン・サンティアゴ巡礼の旅にスポットを当て、その想いを、旅のスライドとトークを交えながら、音楽を通してお伝えします。 

当日は、朗読と音楽による「ぼくのたび」(朗読:馬場精子さん)、絵本のメイキング映像の上映(解説を含め約30分)に続いて、コンサート(約60分)を開催、その後のティータイムでは、当館自慢のロンネフェルト紅茶を味わいながら、館内の絵本をゆっくりお楽しみいただきます。

<予定曲目  ※変更になる場合あり>

Quantas sabedes amar amigo(旅に出て帰ってこない恋人の帰りをまち、波に彼への愛を語りかけている中世の歌)、Alala de Muxia(巡礼の最果ての聖地、ムシアという海沿いの街に残る聖母マリアへの祈りの歌)など 

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日時:2025年5月6日(火・振休) 15:00開演(14:30開場) 

※「ぼくのたび」上映と解説(約30分)、スライドトークとコンサート(約60分)、以降ティータイム(最大18時までゆったりお楽しみください。)

出演:高野陽子/ うた ライアー パンデイレタ 旅のスライドとお話 

会費:2,500円(ロンネフェルト紅茶つき) 

お申込み方法:

4月12日(土)15:00~、下記、予約ページより受付(先着順・定員10名)

https://hibikikan.com/reservation/event/ 

※受付開始までは、メニューもしくは「予約する」ボタンが表示されません。

※席数が少ないので、ご予約は2名様まででお願いいたします。

※直前のキャンセルにつきましては、キャンセル料規定がございます。少人数のイベントのため、直前のキャンセルは影響が大きく、ご理解、ご了承をお願いします。

  公演3日前~前日まで・・・入場料の50%

  公演当日・・・・・・・・・入場料の100%

 

【プロフィール】

◆高野陽子/ケルト音楽歌手

(うた ライアー バウロン パンデイレタ 他) 

学生時代よりボーカリストとしてライブ活動を初め、ゴスペルグループでの活動を経て、2004年頃より、アイルランド、スコットランド、スペインのガリシア地方などケルト文化圏へ、度々通い現地で研鑽を積みながら、訪れた様々な土地に伝わる物語を歌い継ぐ、旅するシンガー。

国内外の様々な音楽家と共演。ライアー(竪琴)、沖縄三線、パンデイレタ(スペイン・ガリシア地方のタンバリン)、バウロン(アイルランドの打楽器)なども演奏する。

近年はヨーロッパ公演や国際ケルト音楽祭への召喚演奏など海外での活動も広がる一方、スペインのサンティアゴ巡礼路や熊野古道など国内外の聖地巡礼もライフワークとしながら、音楽を通じて民族、宗教等あらゆる垣根を超えて全てが調和してゆく世界を目指しながら活動中。

現在までに3枚のアルバムをリリース。関西のケルト音楽オムニバスCD「CELTSITTOLKE/ケルトしっとるけ?」Vol.4、Vol.6 に参加。大阪市在住。

Web Site

https://takanoyoko.com/

You Tube

https://www.youtube.com/@yokotakano7939

CD Store

https://yoko-takano.stores.jp/

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