お知らせ(7.30 更新!)

2018-01-19 15:25:00

 1月17日(水)、2018年最初のイベント、「ニューイヤー名曲コンサート」が開催されました。週初めには今年初めての本格的な積雪で大変でしたが、公演当日は、雨模様だったものの、穏やかな日和で、厳しい寒さも一休みしてくれました。

 さて、ニューイヤーコンサートを素晴らしいパフォーマンスで成功させてくださったのは、響き館初公演となる、目加田美桜さん(ピアノ)と山崎琴未さん(ソプラノ)のお二人。現在、共に大阪教育大学に在学しながら、本格的に音楽を学ばれています。公演では、まず企画展の中から、イスラエルの美しい切り絵絵本「紙のむすめ」(光村教育図書刊)の紹介に続いて、目加田さんのピアノソロ演奏がスタートしました。バロック~古典派~ロマン派、印象派まで、多彩なレパートリーから選ばれたプログラムは実に名曲揃い。目加田さんは、直近ではショパン国際ピアノ国際コンクールin Asia など、何度も全国レベルのコンクールに出場を果たしているだけに、「バラード第1番」(ショパン)などの難曲でも、安定した技巧と、瑞々しい感性で、見事な演奏を聴かせてくださいました。細やかで繊細な音の表現から、力強くダイナミックな打鍵まで、間近で聴けるピアノの音色と表現の美しさに終始魅了されました。また曲間のMCでは、曲目の解説も初めて聞く内容もあってとても興味深く、また演奏に当たってイメージしたり大切にしたりされていることなども話してくださって、とても心に残りました。そしてコンサートの終盤では、ゲスト出演の山崎さんのソプラノ独唱も加わり、ニューイヤーコンサートらしい華やかな雰囲気に。山崎さんは16歳から本格的に声楽を始められたということでしたが、その声はとても伸びやかで美しく、イタリア語で歌われる"Sogno"(トスティ)から、アンコール曲「オンブラ・マイ・フ」まで、響き館の空間が「人の声」ならではの温もりでいっぱいに満たされました。

 昨夏から公演に向けて準備を進めてくださったお二人。公演中には、お気に入りの絵本として、センダックや みやこしあきこ さんの絵本の紹介をしてくださったり、とても親密な空間で奏でられる音楽とお客様の距離もとても近く、また公演後のティータイムではお二人とご来場の皆様とでの記念撮影もあったりと、まるで温かいサロン(ホーム)コンサートのような趣きでした。新春の響き館に爽やかで心地よい風を吹かせてくださった目加田さん、山崎さん、そしてご来場の皆様、本当に有難うございました。若いお二人の今後のますますのご活躍を応援しつつ、また次回の公演にも大いに期待したいと思います